マイナス査定は、実は、プラス査定?!

【築年数が何十年と経過している】【雨漏りがある】【床が抜けている】【シロアリ被害がある…】そんな空き家をお持ちのとあるクライアントから「他の不動産会社に相談したら査定の結果がマイナスだったの…」と、ご相談をいただきました。

相続したお家がマイナス査定って、衝撃ですよね…。しかし、マイナス査定は、決してネガティブな情報ばかりではありません。むしろ、将来的に考えると、手放すことで得られるメリットの方が大きい場合もあるのです。

例えば、

・毎年かかる固定資産税や都市計画税は、売却することで不要になります!

・「動物の住処になったらどうしよう…」「倒壊や火災が発生してしまったらどうしよう…」などの心理的な負担から解放されます!

・老朽化した建物の維持管理費や修繕費は時間が経つにつれて増大します…。

・特定空家に指定されると、固定資産税の優遇措置が解除されて税負担が増加するだけでなく、行政指導や強制的な措置が取られる可能性があります…。

マイナス査定が出たということは、その不動産が、あなたにとって【将来的に大きな負担となる可能性が高い】ということを示唆しています。

目先の費用だけを見るのではなく、将来的にかかるであろう手間、時間、そして経済的な負担を総合的に考えると、先出しの費用がある【マイナス査定】でも売却するという選択が、あなたにとって大きなプラスのメリットをもたらす可能性があるのです。

 

さらに!少子高齢化と人口減少が加速する今、不動産の供給過多の時代へ…

「まだ売却は先でいいかな…」そう考えていると手遅れになる可能性がございます…。日本の少子高齢化と人口減少は、私たちの不動産市場に深刻な影響を与え始めており、「まだ先」と考えている間に、売却のタイミングを逃してしまう可能性があります。今こそ、この現実を直視し、行動に移すべき時かもしれません。日本の少子高齢化と人口減少は、不動産市場に以下のような影響を与えています。

  1. 買い手層の減少: 若年層の減少は、将来的な住宅購入層の減少を意味します。特に地方都市においては、人口流出も加わり、不動産の需要が低下傾向にあります。「まだ先」に売却しようとしても、買い手が見つかりにくくなる、あるいは希望価格での売却が難しくなる可能性が高まっています。
  2. 空き家問題の深刻化: 相続などで取得したものの、住む人がいない空き家が増加しています。今後もこの傾向は続くと予想され、空き家は管理コストがかかるだけでなく、資産価値の低下を招きます。「まだ先」と放置しておくと、物件の劣化が進み、売却益が減少するリスクがあります。
  3. 地域による価格格差の拡大: 人口が集中する都市部と、人口が減少する地方都市とでは、不動産価格の二極化が進んでいます。地方の物件の場合、「まだ先」に売却しようとしても、需要の低下により、さらに価格が下落する可能性があります。

 

まずは「査定」から始めませんか?

不動産売却は、お客様にとって人生における大きな決断の一つです。だからこそ、私たちはお客様のペースに合わせて、じっくりご相談に乗りたいと考えています。

今回のコラムで少しでも「話を聞いてみようかな」と感じていただけたなら、ぜひお気軽にご連絡ください。無料査定では、お客様の不動産の現在の価値を正確にお伝えするとともに、今後の売却戦略について具体的なご提案をさせていただきます。

「まだ売るタイミングではない」とお考えのあなたも、まずは不動産の価値を知ることから始めてみませんか? 私たちが、あなたの最良の選択をサポートいたします。

私たちは、マイナス査定の物件の買取も可能です。

現状を正確にお伝えし、お客様にとって最善の選択肢をご提案させていただきます。決して諦めずに、まずはご相談ください。