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家を買うタイミングはいつ?
みんなはいつ購入している?

家の購入を検討するときには、果たしてどのタイミングがベストなのか悩みますよね。

他の方がいつ、どのようなタイミングで購入しているのかも気になるところです。

そこでこの記事では、一般的に年齢やライフステージ別にどのようなタイミングで購入されているのかデータを紹介しながら解説します。

住宅を購入するタイミング

住宅を購入するタイミングは、個人の年齢やライフステージ、そして経済的な要因などによって異なります。

以下に、これらの要素を分けて説明します。

年齢

一般的に、住宅購入の平均年齢は30代後半から40代前半とされています。

これは、この年代が結婚や出産、子どもの進学などライフステージの変化が多い時期であり、住環境を改善するための自然な行動と考えられるからです。

また、住宅ローンの完済年齢を考慮すると、30代前半での購入が理想的とされています。

これは、一般的には最長の返済期間が35年であるため、65歳の定年までに完済する計画を立てやすいからです。

ライフステージ

  1. 妊娠・出産

家族が増えることをきっかけに、子育て環境や教育環境を考慮して住宅を購入する人が多いです。

しかし、このタイミングでの購入は、住宅ローンの返済開始と子育て資金などの出費が多くなる時期が重なる可能性があるため注意が必要です。

  1. 子どもの入園・入学

子どもの教育環境を考慮して、学区内での住宅購入を検討する家庭が多いです。

ただし、希望の物件が見つからない場合、購入までに時間がかかることがあります。

  1. 結婚・婚約

新しい家族の始まりとして、結婚を機に住宅を購入する人もいます。

このタイミングでは、将来の家計の変化を考慮して計画を立てることが重要です。

その他の要因

  • 経済的な要因

住宅ローンの金利動向や市場価格の推移など、経済状況によっても「買い時」は変わります。

金利が低い時期に購入することで、返済総額を抑えることができます。

  • 個人の財務状況

自身の貯蓄や収入、将来の収入見込みを考慮して、無理なく購入できる予算を設定することが大切です。

最終的には、個人のライフプランや財務状況に合わせて、無理なく購入できる物件を選ぶことが重要です。

市場の動向を見ながらも、ご自身の生活に合ったタイミングで購入を検討することをお勧めします。

もし具体的な購入計画について相談があれば、不動産エージェントやファイナンシャルプランナーに相談するのも良いでしょう。

年齢別では30代がピーク

国土交通省が公表している令和5年度「住宅経済関連データ」によると平均年齢では注文住宅、分譲住宅、注文住宅のいずれも40代が中心になっています。

一方年齢分布でみると注文・分譲では30代が最も多く、中古住宅では30代と40代が僅差で並んでいる状況になっています。

令和5年度 住宅経済関連データ – 国土交通省

同じく国土交通省の住宅市場動向調査では購入にかかる住宅ローンの返済年数は30年を超えていることから、定年までに返済を終えたり、退職金で住宅ローンの返済を計画したりしているため30代で住宅を購入する方が多くなっていると推測されます。

令和4年度 住 宅 市 場 動 向 調 査 報 告 書 国土交通省 住宅局

ライフステージから考える「家を買うタイミング」

2023年6月に公表された住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者の実態調査」によると、ライフステージ別分類では「子供や家族のため家を持ちたい」という方が最も多く、30歳代が55.5%と最も多く、次いで20歳代が52.5%と続いています。

20歳代では「結婚、出産を機に家を持ちたい」とする方が45.7%となっているのも特長的です。

また、50歳代~60歳代では「老後の安心のため家を持ちたい」とする方の割合が多くなっています。

住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用予定者調査(2023年4月調査)】

年収から見た住宅購入のタイミング

年収から見た住宅購入のタイミングは、一般的には年収が安定し、住宅ローンの返済が無理なく行える状態になった時とされています。

以下の情報に基づいて、詳しく説明します。

  • 年収と住宅購入
    • 平均世帯年収

初めて住宅を購入する一次取得者の平均世帯年収は、新築注文住宅で731万円、新築分譲マンションで923万円、中古マンションで609万円となっています。

令和4年度 住 宅 市 場 動 向 調 査 報 告 書 国土交通省 住宅局

  • 住宅ローン
    • 返済比率

住宅ローンの審査では、年収に対する返済額のバランスが重要です。

多くの銀行では、年収の35%以内での返済を基準にしていますが、実際の返済負担率は20%以内に収まっていることが多いです。

  • 返済期間

ほとんどの住宅ローンは、返済期間が最長で35年間です。

安定収入のある期間、つまり定年の65歳までに完済することを考慮すると、30代前半までに住宅を購入するのが理想的です。

  • 総合的な考慮
    • 住宅購入は、年収だけでなく、貯蓄額、家族構成、ライフステージ、市場の状況など、多くの要素を総合的に考慮して決定する必要があります。

年収が上記の基準を満たしていても、他の要因が購入のタイミングを左右することがあります。

住宅購入を検討する際は、自身の財務状況や将来計画をしっかりと見極め、無理のない範囲での購入を心がけることが重要です。

 

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新築ではなく既存住宅を
選ぶ人が増えている?

住宅の購入を検討するときには、新築にするか既存住宅から選ぶか、悩んでいる方も多いでしょう。

自宅を売却しようと思ったら既存住宅市場が現在どのようになっているのか、気になりますよね。

今回は、国内の既存住宅市場がどのような傾向にあるのかを紹介します。

既存住宅を選ぶ人が増えている

既存住宅を選ぶ人が増えているというデータは、国土交通省の統計によって裏付けられています。

【資料】令和3年度 住宅市場動向調査 ~調査結果概要(抜粋)~ (mlit.go.jp)

住宅市場動向調査によると、既存住宅を選ぶ理由として「住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから」と答えた世帯の割合が、令和2年度の29.2%から令和3年度には35.9%へと増加しています。

同じく、既存マンションを選んだ世帯では、令和2年度の30.2%から令和3年度には38.4%へと増加しています。

また、近年の既存住宅の流通量は15万~16万戸で推移していましたが、2040年には20万戸前後に増加すると予測されており、既存住宅を選択する人の割合が33%まで上がることが予想されています。

これらのデータは、新築ではなく既存住宅を選ぶ人が増えている傾向を示しており、住宅市場における意識の変化を反映しています。

既存住宅を選ぶ人が増えている理由

このように新築住宅にこだわらないという人が増えており、良質な既存住宅の活用が推進されています。

これにはいくつかの理由があります。

  1. コスト

既存住宅は新築に比べて価格が抑えられるため、同じ予算でより条件の良い物件を選ぶことができます。

  1. リフォームの自由度

自分好みにリフォームやリノベーションが可能で、個性的な住まいを実現できます。

  1. 環境への配慮

新築の建設よりも中古物件のリノベーションの方が、二酸化炭素排出量の削減につながり、環境に優しい選択となります。

  1. 空き家問題の解決

日本では空き家が増加しており、これらを有効活用することで地域の活性化にも寄与します。

以上のような理由から、既存住宅を選ぶ人が増えている傾向にあります。

また、国の住宅政策もこの流れを支持しており、今後もこの傾向は続くと考えられます。

既存住宅を選ぶメリットとデメリット

既存住宅にも新築住宅にもそれぞれに良い面がありますが、ここでは既存住宅のメリットとデメリットについて確認しておきましょう。

メリット

既存住宅を選ぶ際には、いくつかのメリットがあります。

以下にその主なメリットをあげます。

  1. コストの削減

既存住宅は新築に比べて価格が抑えられるため、同じ予算でより条件の良い物件を選ぶことができます。

  1. リフォームの自由度

自分好みにリフォームやリノベーションが可能で、個性的な住まいを実現できます。

  1. 実物を見て購入

注文住宅と異なり、既存住宅では実物を購入前に確認できるため、部屋の広さや日当たりなどを事前にチェックできます。

  1. 品質の確認

専門家が建物の状況を調査し、建物や設備の経年による劣化などを事前にチェックすることで、購入時の不安を軽減できます。

  1. 好きな街で暮らせる

新築住宅が少ない人気の地域でも、既存住宅なら希望の場所に住むことが可能です。

これらのメリットは、既存住宅を選ぶ際の大きな魅力となっており、多くの人々が新築ではなく既存住宅を選ぶ理由となっています。

デメリット

一方で新築住宅と比較した場合、既存住宅には以下のようなデメリットが考えられます。

  1. 物件選びの難しさ

既存住宅は個々の物件の状態が異なるため、適切な物件を見つけるのが難しい場合があります。

  1. 性能の問題

建築時期によっては、断熱性や耐震性などの性能が新築住宅に比べて低い可能性があります。

  1. リフォームの必要性

引き渡し後、すぐに住めないことが多く、リフォームが必要になる場合があります。

  1. トータルコストの把握が難しい

既存住宅の購入にはリフォーム費用などが加わるため、トータルでの予算把握が難しいことがあります。

  1. 維持費

新築住宅では固定資産税が高い傾向にありますが、中古住宅はメンテナンス費用が早期に必要になることが多いです。

これらのデメリットを考慮した上で、既存住宅を選ぶか新築住宅を選ぶかを決定することが重要です。

また、既存住宅の購入を検討する際には、専門家による建物診断を受けることをお勧めします。

これにより、建物の現状を正確に把握し、将来的なリフォーム計画や維持費用の見積もりを立てることができます。

既存住宅を選ぶときの注意点

既存住宅を選ぶ際には、以下のような点に注意しましょう。

  1. 建物の状態の確認

建物の構造や設備の状態を専門家によるホームインスペクションでしっかりとチェックすることが重要です。

  1. 耐震基準の確認

特に1981年以前に建てられた物件は旧耐震基準で建築されている可能性があるため、耐震性に注意が必要です。

  1. リフォームの必要性

既存住宅はリフォームが必要な場合が多く、その費用も購入前に見積もっておく必要があります。

  1. 法的な問題の確認

不動産取引における法的な問題や契約内容を理解し、「契約不適合責任」の内容を確認することも大切です。

  1. 既存住宅瑕疵保険

既存住宅瑕疵保険に加入することで、万が一の際の補修費用をカバーできますが、保険の対象範囲や条件を事前に確認することが重要です。

これらの点を踏まえ、既存住宅を選ぶ際には慎重に物件を選び、必要な情報を集めることが大切です。

また、専門家のアドバイスを受けながら進めることをお勧めします。

契約不適合責任と既存住宅瑕疵保険について

既存住宅を活用する際の「契約不適合責任」と「既存住宅瑕疵保険」は、購入者を保護するための重要な制度です。

契約不適合責任

契約不適合責任とは、売買契約の内容に適合しない状態、つまり瑕疵がある場合に、売主が負う責任のことです。

2020年4月の民法改正により、従来の「瑕疵担保責任」から名称が変更され、買主の権利が強化されました。

この責任に基づき、買主は瑕疵があることを知った後、一定期間内に売主に対して修補(追完)請求、代金減額請求、損害賠償請求、契約解除などの権利を行使することができます。

既存住宅瑕疵保険

既存住宅瑕疵保険は、中古住宅の売買において、瑕疵が発見された場合に補修費用等の保険金が支払われる制度です。

この保険に加入することで、売主は瑕疵担保責任から生じるリスクを軽減し、買主は購入後に瑕疵が見つかった場合の補修費用を保険から得ることができます。

保険の保証期間は最長5年間で、補修費用だけでなく、仮住まい費用なども保険金の支払い対象となります。

これらの制度は、既存住宅の流通を促進し、購入者が安心して中古住宅を購入できるようにするために設けられています。

売買契約を結ぶ際には、これらの制度の内容をよく理解し、適切な対応を取ることが重要です。

既存住宅市場を活性化するに必要な取組み

まとめに変えて、既存住宅市場を活性化するために必要な取組みについて紹介します。

  1. 適切な維持管理・リフォームの推進

既存住宅の長寿命化や省エネ化等に資する性能向上リフォームに対して支援を行い、良質な住宅ストックの形成を図ることが重要です。

  1. 市場環境の整備

消費者が安心してリフォームができる市場環境を整備し、悪質なリフォームに関する注意喚起や相談窓口の周知を行うことが必要です。

  1. 住宅履歴情報の普及

住宅の建築時や点検、リフォームなどの維持管理時に蓄積した住宅履歴情報を活用し、次の世代に承継されていく新たな住宅循環システムを構築することが求められます。

  1. 質の高い住宅が円滑に流通するための環境整備

既存住宅の品質・性能が消費者にわかりやすい形で評価され、取引価格や金融機関の担保評価に適切に反映されることにより、住宅の資産価値が長期にわたり維持される環境を整備することが必要です。

これらの取り組みを通じて、既存住宅市場の活性化を図り、質の高い住宅が次の世代にも承継されていくことが望まれます。

国土交通省などの公的機関が提供する情報や支援策を活用することも、市場活性化には欠かせません。

詳細については、国土交通省の公式ウェブサイトで公開されている資料を参照すると良いでしょう。

ペアローン / 連帯債務 /
連帯保証の違いとは?

自宅を購入しようと検討していると、「2人で生活していくのだから自宅も2人名義にしたい」とか、「1人の収入だと不安があるけど2人の収入を合わせればなんとかなるかな」等々、いろいろと考えがうかんできます。
そこで、今回は住宅を購入するときにほとんどの方が利用している住宅ローンについて、2人で利用する住宅ローンの借り方の違いや、注意しておきたいことなどについて解説します。

ペアローン、連帯債務、連帯保証の違い

2人で住宅ローンを利用するときには、一般的には「ペアローン」「連帯債務」「連帯保証」から選ぶことになります。
これらは、住宅ローンを2人で利用するときの借り方の違いによる呼び方で、それぞれ異なる契約形態です。
それぞれの特長を簡単に説明します。
なお、文中で便宜的に「夫婦」という言葉をつかっていますが、現在の世相を反映して同性婚や事実婚などの関係でも利用できる金融機関もあります。

  1. ペアローン

ペアローンは、夫婦がそれぞれ別々に住宅ローンを組む方法です。
各々が個別の債務を負い、互いに連帯保証人になります。

  1. 連帯債務

連帯債務は、一方が主債務者として住宅ローンを組み、もう一方が連帯債務者となり、同等の返済義務を負います。

  1. 連帯保証

連帯保証では、一方が債務者となり、もう一方が連帯保証人となります。
連帯保証人は、債務者が返済不能になった場合に返済義務を負います。

それぞれの違いについて、項を改めてもう少し詳しくみてみましょう。

ペアローン

ペアローンでは夫婦が共同で住宅を購入する際に、それぞれが独立したローン契約を結びます。
ペアローンの特長としては、以下の点があげられます。

  • 借入可能額の増加

夫婦それぞれが独立したローンを組むため、収入合算による借入限度額が増加し、より高額な物件の購入が可能になります。

  • 住宅ローン控除の二重利用

夫婦それぞれがローン契約者となるため、住宅ローン控除をそれぞれが利用できる可能性があります。

  • 返済負担の分散

返済負担を夫婦で分散させることができるため、一人が全ての返済を負担するよりも、より大きな金額のローンを組むことが可能です。

  • 金利や返済期間の柔軟な設定

夫婦それぞれが異なる金利タイプや返済期間を選択できるため、それぞれのライフプランやリスク許容度に合わせた返済計画を立てることができます。

連帯債務

連帯債務とは、複数の債務者が同じ住宅ローンに対して共同で責任を持つことを指します。
具体的には、以下のような特長があります。

  • 連帯債務の意味

住宅ローンにおける連帯債務は、一方が主債務者、もう一方が連帯債務者となり、それぞれが住宅ローンの債務を同等に負うことです。
例えば、夫が主債務者で、共働きの妻が連帯債務者となるケースがあります。
これにより、夫婦の収入を合算して、より高額の住宅ローンを組むことが可能になります。

  • 連帯債務者の条件

連帯債務者になれるのは、主債務者の配偶者や親子など、一定の関係にある方です。
また、申込時の年齢が70歳未満であり、主債務者と同居していることなどが条件としてあげられます。

  • メリット
    • 借入額の増加:収入を合算することで、希望する物件を購入するための融資額を増やすことができます。
    • 住宅ローン控除の適用:連帯債務者も住宅ローン控除の対象となる場合があります。
    • 諸費用の節約:印紙代や事務手数料などの諸費用が1契約分で済むため、節約になります。
  • デメリット
    • 返済義務の継続:債務者の一方が例えば休業して収入が減るなどしても返済が免除されるわけではありません。
    • 団体信用生命保険(団信)の制限:主債務者または連帯債務者のどちらかしか団信に加入できない場合があります。

連帯保証

連帯保証とは、住宅ローン契約者(主債務者)が返済できなくなった場合に、代わりに返済義務を負うことです。
連帯保証人は、債務者と同等の責任を持ち、返済が滞った際には全額の返済を肩代わりする必要があります。
住宅ローンにおいて、連帯保証人を立てる必要があるのは一部のケースで、基本的には連帯保証人を立てる必要はありません。
なぜなら、住宅ローンでは購入する物件自体が担保となり、さらに保証会社の利用が一般的であるためです。
しかし、以下のような特定の状況では連帯保証人が必要になることがあります。

  1. 収入合算をして借入れする場合

収入合算とは、申込者の収入に配偶者や親子などの収入を合算して、住宅ローンを借り入れる方法です。
この場合、収入合算者は連帯保証人となります。
団体信用生命保険(団信)は申込者のみの加入となるため、連帯保証人が死亡したり高度障害になったりした場合でも保険金は支払われません。

  1. ペアローンを利用する場合

ペアローンとは、配偶者や親子などがそれぞれ主たる申込人として住宅ローンを借り入れる方法です。
この場合、金融機関によっては、双方がお互いの連帯保証人になることがあります。

2人で借りるメリットとデメリット

2人で住宅ローンを利用するときの借り方の違いについてわかったところで、そもそも2人で住宅ローンを利用するメリットやデメリットにはどのようなものがあるかを把握しておきましょう。

メリット

まずメリットから確認しておきましょう。

高額の物件が購入できる

2人で住宅ローンを利用すると高額物件を購入できるようになるので、メリットになります。

  1. 収入合算による借入限度額の増加

2人で住宅ローンを組む場合、収入合算を行うことができます。
これにより、個々の収入に基づいて計算される借入限度額が増加し、より高額な物件の購入が可能になります。
収入合算では、合算者の年収の2分の1までしか加算できない制約があるのに対して、ペアローンではそれぞれの年収の満額で審査を受けることができるため、借入限度額が上がることが多いです。
なお、住宅金融支援機構の「フラット35」を利用すると、収入合算者となれる基本要件が民間金融機関より緩和され、収入合算者の年収の全額まで収入合算できます。

  1. 住宅ローン控除の二重利用

夫婦それぞれが住宅ローンを組むことにより、住宅ローン控除をそれぞれが利用できる可能性があります。
これにより、税金の節約が可能となり、結果的に高額な物件の購入に余裕が生まれます。

  1. 返済負担の分散

2人で住宅ローンを組むことで、返済負担を分散させることができます。
これにより、一人だけが全ての返済を負担するよりも、より大きな金額のローンを組むことが可能になります。

  1. 金利や返済期間の柔軟な設定

ペアローンを利用することで、夫婦それぞれが異なる金利タイプや返済期間を選択できます。
例えば、一方は固定金利で長期のローンを、もう一方は変動金利で短期のローンを選ぶことができ、それぞれのライフプランやリスク許容度に合わせた返済計画を立てることができます。

これらの理由から、2人で住宅ローンを利用すると、単独でローンを組む場合に比べて、より高額な物件を購入することが可能になるのです。

節税できる

住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して住宅を購入した方が、一定期間にわたって所得税や住民税から一部を控除できる制度です。
具体的には、年末の住宅ローン残高の一定割合が税金から控除され、確定申告を通じて還付されることになります。

この制度の目的は、住宅ローンの金利負担を軽減し、住宅取得を支援することにあります。
控除額や控除期間は、住宅の性能や入居年、年収、借入額などによって異なります。

住宅ローン控除を受けるためには、確定申告が必要です。
控除を受けることができるかどうかは、住宅ローンの条件、住宅の性能、所得額などによって決まりますので、詳細は専門家に相談するか、国税庁のウェブサイトなどで最新の情報を確認することをお勧めします。

夫婦2人で所有できる

住宅ローンを2人で利用すると原則として2人の名義にします。
2人で住宅ローンを借りる際の所有者と贈与税に関して以下の点に注意が必要です。

  • 所有者

共働きの夫婦が住宅を購入する場合、購入資金を共同で負担することが一般的です。
この場合夫婦2人名義で所有することになり、これを「共有」といいます。
このとき、実際の購入資金の負担割合と所有権登記の持分割合が異なると、贈与税の問題が生じる可能性があります。

  • 贈与税

例えば、夫が2,000万円、妻が1,000万円を負担して3,000万円の住宅を購入し、所有権登記を夫婦それぞれの持分を1/2とした場合に贈与税がかかるおそれがあるのです。
実際の負担は夫が2/3、妻が1/3なので実際の負担割合と異なりますね。
この場合、3,000万円の1/2である1,500万円と実際に負担した1,000万円との差額500万円が贈与の対象とみなされます。

住宅ローンを利用する際には、贈与税が課税されないよう、実際の負担割合と持分割合が一致するように注意しましょう。
また、将来の収入減少などにより返済が困難になった場合にも贈与税等の問題が発生する可能性があるため、負担割合・持分割合を決定する際には慎重に行う必要があります。

デメリット

二人で住宅ローンを利用する場合のデメリットには、以下のような点があります。

一方の収入が減った場合、返済の負担が大きくなる

共働きの場合、一方の収入が減少すると、他方に返済の負担が増える可能性があります。
連帯債務の場合は一つのローンを2人で負担していることから、また、連帯保証の場合は主たる債務者が支払困難になると連帯保証人が返済義務を負うことになるからです。
また、ペアローンの場合は2つのローンを別々に負担しているのですが、一方のローン返済を肩代わりして返済すると贈与税がかかるおそれがあります。

一方が亡くなった場合でもローンは残る

団体信用生命保険に加入していても、保障されるのは各契約者のローン金額までです。
そのため、残されたパートナーがローンを引き継ぐことになります。
ペアローンの場合は2つのローンをそれぞれが負担しているので、一方が亡くなったときには亡くなった方のローンは団体信用生命保険で返済されます。

離婚する場合、ローンがリスクになる可能性もある

万が一離婚することになった場合には共同関係の清算を行うことになります。
ペアローンの場合には他方のローンを引き継ぐことが必要です。
連帯債務や連帯保証だと2人の収入を基準にしてローンを組み立てているため(収入合算)、単独ではローンを利用し続けることができない場合もあるでしょう。
また、ペアローンや連帯債務の場合は2人の共有名義になっていることが多いので、財産分与の計算も必要になります。

印紙代・事務手数料などが2倍かかる

ペアローンだと、それぞれに住宅ローンを組むためそれぞれに手数料が発生し、初期費用が増加します。

まとめ

住宅ローンの返済期間は20年~30年にわたることもあり、総じて長期間返済が続きます。
これらのメリットやデメリットを理解し、二人で住宅ローンを組む際には、将来の収入変動や出産や育児などライフイベントを考慮した上で、適切なプランニングが重要です。
また、金融機関や専門家と相談しながら、最適な住宅ローンの形態を選択することをお勧めします。


【監修】宅地建物取引士:大森弘樹


イエステーション南仙台店 店長

大森 弘樹

■経歴
2016年入社
不動産売買営業に携わる。イエステーション全国新人営業マン部門1位を受賞。

■資格

宅地建物取引士
FP技能士
日商簿記二級

この担当者がいる店舗情報

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『出雲の お家どーする?』

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平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。

弊社では下記期間、全店でゴールデンウィーク休業とさせていただきます。

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期間:2024年5月1日(水)~5日(日)

皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

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2024.03 私が仕事で大切にしてることは… 『いかにお客様の負担を減らすか』

不動産売買は非日常であり、専門性が高く、精神的、体力的に
も負担がかかります。私がこのことを強く思うようになったのは、
自身の不動産の購入と売却でした。不動産会社の社員として
経験があるにも関わらず、自身の不動産売買に不安や疲労に
襲われたのです。お客様には少しでも負担を軽減できるように
これからのこと、やるべきことをお伝えするように心がけています。
買主、売主どちらも経験したことが私の強みです。問題を解決
するためにどうしたらいいか様々な視点からご提案いたします。

私の心がけていることは・・・

Point.1 

お客様に取引するうえで対応してもらわないといけないことを余裕を持って伝える。

Point.2 

トラブルを予想して事前に対策を提案する。

Point.3 

事前にどのような負担が発生するか具体的にお伝えし対策を練る。

そのために・・・

ヒアリング時に所有されている不動産やお客様のご事情にあわせて聞いておかないといけないことを伺うようにしています。

不動産の売却価格を決めるのは、所有者の方々です。ご提示いただいた条件で売却のお手伝いをする立場のイエステーションには、経験豊富なスタッフが多数在籍しておりますので、安心してお任せください。
イエステーションは不動産の購入を考えている方とも数多くお付き合いがあるため、お客様のご希望通りのお取り引きができるチャンスがあります。支店も多く、それぞれ連携も可能ですので、地域を越えてご紹介することも可能です。このような強みをもったイエステーションを、ぜひご検討くださいませ。よろしくお願いいたします。

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