3年前、ネットを通じてご自宅売却のご相談をいただいたお客様がいらっしゃいました。初回のご提案では、仲介と買取の両方をご提示しましたが、最終的にお客様は他社様を選ばれました。
理由は他社様の提示した売り出し価格が私のご提案よりも高かったためです。その後の動向が気になり、私は定期的に物件の状況を確認していました。しかし価格は段階的に下がり続け、売り出しから約2年が経過。ある日、掲載が消えたため「成約したのだろう」と思っていました。
ところが先日、そのお客様からご連絡をいただきました。
「もう一度査定してほしいんです」
詳しく伺うと、掲載が消えていたのは成約ではなく、売却活動が終了していただけだったのです。あらためて、
仲介と買取をご提案した結果、今回は「買取」をお選びいただき、無事にご契約となりました。
ご契約後、お客様が静かにおっしゃった言葉が今でも心に残っています。
「やっと終わって肩の荷が下りました。 売れない期間は気持ちが休まらず、 最初からあなたにお願いしておけばよかったです。 本当にありがとうございました。」
最終的な判断を下すのはお客様ご自身です。しかし、たとえ一度離れたとしても、“また相談したい”と思っていただける存在であること。そして、お客様の将来まで見据え、常にベストな提案を追求し続けることの大切さをあらためて実感した出来事でした。



