今回は、城里町(しろさとまち)の物産センター山桜についてご紹介します。

城里町は茨城県西北部に位置し、人口約1万7千人の、豊かな自然に恵まれた町です。自然の地形を生かしたキャンプ場、那珂川のカヌー下りやなどのイベントでは、城里町の自然を思い切り楽しむことができます。

【物産センター山桜】は、県道51号とビーフラインが交差するところにあります。

茨城県産の新鮮でおいしい野菜

ここでは、城里町で採れた新鮮な野菜、果物、きのこ、花などをはじめ、加工品などが販売されています。山桜のホームページには生産者の顔と名前も公開されており、生産者自らも食べている自給的作物ですので、安全と鮮度の両面で安心して購入することができます。価格も、スーパーで買うより1~2割安いようです。何より、新鮮なのが魅力です。

秋になれば、収穫したての新米も並びます。

また建物内には食堂も併設されており、城里町で収穫された常陸秋そば粉使用のおそばが食べられます。天丼などに使っているお米も、城里町産。比較的安めの価格設定であるうえ、営業は11時~16時までと長いのがうれしいところです。

天ぷらなどは注文してから揚げてくれますし、冷たいおそばはしっかり冷えています。

ちなみに、一番人気は天ざるそばだそうです。

 

言ってみれば、【道の駅】と同等の設備・品揃えがあって親しまれているところです。目の前の道路の交通量は多くありませんが、県外ナンバーの車も多く見られます。新鮮でおいしい野菜などを求めて、わざわざ来る方も多いのでしょう。

畜産施設が多い「ビーフライン」

さて交差する道路は「ビーフライン」ですが、道沿いに畜産施設が多いことからこの名前がついています。笠間市から県北の大子町まで通じるビーフラインは信号も少なく、ここを走る車やバイク好きの方の休憩スポットにもなっているようです。

城里町周辺に広がる森林や田園地帯は、茨城県のなかでも有数の豊かさです。昔から変わらぬ里山の風景と、大いなる自然の恵み、自然と共生する人々の姿がここにあります。

城里町産の新鮮な野菜などを、安く、豊富に取りそろえた物産センター山桜。一度、ドライブの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。思いがけない特産品に出会えるかもしれません。もちろん、山桜を目的地としてドライブしてもいいでしょう。それぐらい魅力的なお店です。