古関裕而記念館はJR駅より徒歩20分ほどの福島市入江町にあります。100円で1日乗り放題の、市内循環ももりんバスでも行くことができるので、福島市内を散策しながら、訪れることができます。無料の駐車場もあり、観光に訪れたらぜひ訪れてほしい記念館です。

古関裕而記念館で紡ぎだされた不滅のメロディを堪能

 

甲子園で流れる「栄冠は君に輝く」は古関裕而の作曲です。1964年東京オリンピックでの行進曲「オリンピック・マーチ」、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」も作曲しています。1989年80歳で他界しても古関裕而が残した作品は聴き継がれ、愛されています。誰もが一度は聴いたことがある名曲が実は古関裕而の作品であること少なくありません。

福島市名誉市民第1号である古関裕而が残したものは、曲だけではありません。後年は絵も残しており、偉大なアーティストだったのです。

古関裕而をモデルとした連続テレビ小説「エール」で再注目

 古関裕而の残したメロディは聴き継がれています。最近では2020年度のNHK連続テレビ小説「エール」にて窪田正孝が古関裕而を演じ話題になりました。それをきっかけに福島市は古関裕而を活かしたまちづくりに取り組んでいて、町の至るところで古関メロディに触れることができます。

古関裕而記念館は市制80周年の記念事業として昭和63年にオープンしました。古関裕而の業績、メロディ、貴重な展示物が楽しめます。

 古関裕而記念館は2階建てで貴重な展示物と古関メロディを存分に堪能できます。1階サロンでは福島市の街並みを横目に、ビデオで古関メロディが流れる癒しの空間となっています。2階の常設展示室は直筆の譜面やレコード、写真パネルなどがあります。スケッチや絵なども展示されており、古関裕而の多彩な才能を感じれます。見所は使用していたハモンドオルガンと再現された書斎です。古関裕而が仕事していた様子が浮かび、流れている古関メロディが胸に深く刺さります。

 1階サロンでは定期的にコンサートも開催されています。ホームページでイベント・コンサート情報が掲載されています。それに合わせて、観光にいくのもおすすめです。

福島市古関裕而記念館

〒960-8117 福島市入江町1-1

TEL:024-531-3012

FAX:024-563-5578

https://www.kosekiyuji-kinenkan.jp

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