いわき市唯一の植物園「市フラワーセンター」に百花繚乱のシーズンが到来した。
太平洋を見下ろす丘陵約26万1千平方メートルに約600種類約5万本の植物を展示。
春本番を迎え、広場で遊ぶ子ども連れや、園内を散策する人たちの楽しげな笑い声が響き渡っている。入園料は無料。
正門を抜け、階段を上ると2003年に設置され、花畑に囲まれた風力発電の風車がお出迎え。
241枚のパネルによる太陽光発電とともに施設の一部電力をまかなっている。
風車近くのバラ園では東日本大震災後に各地から贈られたバラが5月中旬以降に見ごろを迎える。
広島県福山市の2種、特定非営利活動法人(NPO法人)日仏チャリティーローズ絆の淡い色の花など約500本が共演する。
園内にはベンチや休憩施設が点在。
曲がりくねった遊歩道は階段や坂道も多く、季節の花々を愛でながら散歩を楽しめる。
約1000平方メートルの展示温室は平均気温20度前後。
ハイビスカスやブーゲンビリアなどの南方の花々が咲き乱れ、室内は甘い香りが漂っている。
同施設は1975年4月28日に開園。指定管理者制度で常磐開発が管理・運営を行っている。
季節ごとに、フラステージや雑貨市、体験コーナーなどを楽しめるフェスティバルを開いており毎回、2日間で1万人前後が来園している。
東日本大震災前までの年間来園者数は約16万人だったが、11年度は約8万人に減少。地元客などが戻り、近年は約14万人前後まで回復しているという。
開園時間は9時から17時(展示温室・レストハウスは16時半まで)。
休園日は毎週火曜日と年末年始。
展示室や研修室は研修や教室、展示会などに利用できる。
使用料は時間に応じて1060円から3570円。
住所はいわき市平四ツ波石森116。電話は0246(22)5667。



