住み替える時の売却と購入は
同じ会社に依頼するべき?
住み替えるときには、現在住んでいる家の売却と新しい家の購入をしなければなりません。そんなときは、売却と購入を同じ不動産会社に依頼するのと別々の会社に依頼するのとどちらがよいのか、迷ってしまうこともあるでしょう。住み替えるときの売却と購入は同じ会社に依頼するべきかどうかは、ケースによって異なります。
一般的には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
同じ会社に依頼するメリット
同じ不動産会社に依頼するメリットは、次のような点にあります。
- 相談窓口を一本化できる
- 売却と購入のタイミングを合わせやすい
- 売り出し前の物件を紹介してもらえる可能性が高まる
- 買取保証や住み替えローンなどのサービスを利用しやすい
- 仲介手数料が安くなる可能性がある
住み替えの方法とタイミング
マイホームの住み替えには、以下の方法があります。
売り先行はマイホームの売却を先に進める方法で、買い先行は購入を先に進める方法です。
売り先行だと売却後に新居に入居できるまで賃借するなどして仮住まいをしなければなりません。
自宅を売却した資金を新居の購入資金にあてることができるメリットがあるものの仮住まいと新居に引っ越すことで2回の引越しが必要になり、仮住まいの期間の家賃の支払が必要です。
一方買い先行だと仮住まいをしなくても良くなりますが、売却した資金を購入資金にあてることができなくなります。
また、売却がうまく進まなければ以前の家のローンと新しい家の住宅ローンの支払が重なるので負担になることもあるでしょう。
このように売却と購入の時期がずれることで経済的にも手間においても負担が発生することから住み替えは売り買い同時進行がベストな方法です。
売り買い同時進行をするには、売却と購入を同じ不動産会社に依頼するとよいでしょう。
相談窓口を一本化できる
売却と購入を同じ不動産会社に依頼すればどちらの手続きに関する相談でも一度ですみますが、別々の不動産会社に依頼するとそれぞれの担当者に連絡をしなければなりません。
不動産会社同士で連絡を取り合って両方の手続きをすすめることはほとんどないので、自分自身で両方の進捗管理をすることになります。
一つの不動産会社に依頼しておけば売却も購入も担当者がすべての進捗状況の管理をしてくれるので、はじめての住み替えでも安心して手続きを進めることができるでしょう。
売却と購入のタイミングを合わせやすい
先のように、住み替えの場合は自宅の明け渡しと新居への入居は同時に行うのが理想です。
売却と購入を同じ不動産会社に依頼すれば両方のタイミングを調整しやすいメリットがあります。
自宅の明け渡しの日程が決まったらそれよりも前に新居の引き渡しを受けられるような日程交渉もしやすくなると言えるでしょう。
売却と購入が同じ不動産会社なら両方のスケジュールがわかっているのでスムーズに住み替えができる可能性が高まります。
売り出し前の物件を紹介してもらえる可能性が高まる
売却と購入を同じ不動産会社に依頼すれば優先的に物件を紹介してもらえる可能性が高まります。
不動産会社がもっている購入希望者の顧客情報や新規の物件情報の中から優先的に紹介してもらえる可能性が高く、売却も購入もスムーズにすすむ可能性があります。
買取保証や住み替えローンなどのサービスを利用しやすい
売却と購入を同じ不動産会社に依頼すれば事情がわかっているので住み替えローンの申し込みもスムーズにすすめてくれるでしょう。
また、不動産会社による買取保証をしてくれることもあります。
不動産会社による買取保証とは
不動産会社に売却を依頼した後、一定期間(一般的に3か月間)を経ても買主が決まらない場合に、あらかじめ決めた金額で不動産会社に買い取ってもらう仕組みのことです。
買取保証は、仲介と買取のメリットを組み合わせた方法で、以下のような特徴があります。
- 売却期限と買取価格があらかじめ分かる
- 仲介時は相場と同等の価格で売りだせる
- 瑕疵担保責任が免除される
- 仲介手数料が不要
- 内覧の準備が不要
仲介手数料が安くなる可能性がある
住み替えの場合には、売却と購入の両方の仲介を不動産会社に依頼するため売却と購入の両方に仲介手数料を支払うことになります。
両方の手数料が見込まれることから、同じ不動産会社に依頼すれば仲介手数料の値引きをしてもらえることがあるので、交渉すると応じてくれる可能性があります。
同じ会社に依頼するデメリット
住み替えの場合は、売却も購入も同じ不動産会社に依頼するメリットが大きいのですが、同じ不動産会社に依頼するとデメリットとなる場合もあるので注意しましょう。
不動産会社によって得意なエリアがある
売却と購入が同じ地域であれば同じ不動産会社に依頼しても問題はありませんが、売却物件と購入物件が離れた場所だと同じ不動産会社に依頼するとスムーズにいかないことがあります。
住み替えをスムーズに進めるためには現在の自宅を確実に売却することが大切です。
そのためには売却するエリアにあってエリア内の不動産に詳しい地元の不動産会社に売却を依頼した方がよいでしょう。
同じ会社に依頼しなくても良いケース
以上のことから、次のような場合には同じ不動産会社に依頼しなくても問題は少ないと言えるでしょう。
- 新居の購入を先に進めるとき
- 仮住まい先でゆっくり新居を探すとき
どの不動産会社に依頼するかが大事
住み替えを検討するときには、新しい家をさがすことから始めたくなるのが一般的です。
気に入った物件があったら掲載元の不動産会社に購入希望を連絡し、あわせて現在の家の売却を依頼する流れを考えてしまいがちですが、「住み替えで重要なのは売却」という意識をもつことが大切です。
現在の家がいくらで売却できるのかいつ頃売却できるのかによって、購入できる家の予算や引越し時期が決まってくるからです。
不動産情報サイトに掲載されている不動産は掲載元の不動産会社以外からでも購入可能です。
売却にあたっていろいろな不動産会社に査定を依頼したうえで、査定額や売却力がある信頼できる不動産会社を選択することが住み替えを成功させる秘訣と言えるでしょう。
 
				
			 
	
	
		
	
		お客様の背景
売主様
氏名:S様(50代)
ご職業:介護職
お住いの地域:千葉県
ご相談地域:福島県いわき市
問い合わせ方法:一括査定
買主様
氏名:F様(20代)
ご職業:自動車ディーラー
お住いの地域:福島県いわき市
ご相談地域:福島県いわき市
問い合わせ方法:ハウスメーカー様からのご紹介
ご相談内容
売主様
実家を相続された売主様でしたが、千葉県内にお住まいのため土地が不要になり売却を検討されました。なるべく早く、また手元に利益を残したいという2つのご要望を持たれていました。
買主様
ハウスメーカー様からのご紹介で、この売主様の土地を買いたいと直接ご連絡をいただきました。
ご提案した解決策
売主様
ご要望どおりにスピードを求めるならば、通常は当社が買取を実行します。また、お客様が手元に金額を残したいのであれば、通常は当社が仲介となって買主様を探します。しかし今回のケースでは2つのご要望を同時に実現する必要があったため、土地の一部を切り売りして残りを当社が買い取る、というご提案をしました。売主様の手元に利益を残すこと、そして迅速に完結すること、という2つのご要望を叶えることができるこの提案に対し、「そんな方法があるのか!」と驚き喜んでいただきました。また売主様からすれば買主となるのはE様と当社の2者になるため、日程調整や確認などをきめ細かく行うよう心がけました。
買主様
今回の対象地は非常に広かったため、土地の一部の購入でも買主様のご要望は叶えられることが判明。伺った要望に合わせて土地の分割方法を当社が発案し、図面を用意して購入部分の打ち合わせに臨みました。何度も調整を重ねましたが最終的には納得していただき、土地を分割して買い取っていただくことで売主様のご要望と両立させました。
担当営業より

イエステーション日立店
宮澤 謙人
会社としての利益の追求も大切ですが、私はそれ以上に「お客様の利益」を大切にしています。
これは先輩社員からかつてもらったアドバイスで、もちろん当社全体に浸透している哲学です。
当社は無理な営業は行いません。お客様の状況を慎重に伺い、売るべきでない、買うべきでないという場合には、おすすめをしておりません。お客様の目線に立ったアドバイスが出来ると自負しておりますので、是非とも当社にご相談ください。
この担当者がいる店舗情報
				
			 
	
	
		
	
		お客様の背景
売主様
氏名:M様(70代)
ご職業:無職
お住いの地域:福島県いわき市
ご相談地域:福島県いわき市
問い合わせ方法:ご来店
買主様
氏名:T様(20代)
ご職業:製造業
お住いの地域:福島県いわき市
ご相談地域:福島県いわき市泉エリア
問い合わせ方法:ハウスメーカー様からのご紹介
ご相談内容
売主様
ご子息のために購入された土地でしたが、ご子息が関東に定住することになり売却を検討されていました。売り出していることが近隣の方に知られないよう、インターネット広告や看板などの一般的な宣伝方法は避けてほしいとのご要望がありました。
買主様
買主様はハウスメーカー様のイベントに訪問されており、当社にはハウスメーカー様からのご紹介でご連絡をいただきました。特別なご依頼はありませんでしたが、売主様への価格交渉で一工夫をする必要があったお客様です。
ご提案した解決策
売主様
いわき泉店は住宅展示場の中に店舗があり、土地をお預かりしてから早い段階で物件を決めることができるという強みがあります。今回は広告が出せず、さらにコロナ禍で店舗に来店される買主様が少ないという状況だったので、いわき泉店の強みであるハウスメーカー様との繋がりを最大限に活かして、ハウスメーカー様に直接アプローチをしました。物件資料とともに物件の写真を複数枚用意したことで、ハウスメーカー様が現地に確認に行く工程を省くことができ、スピーディーに取引を進めることができました。
買主様
ご希望価格に沿った交渉を成功させるために、契約前に行われる売主様と買主様の面談に備えて、当社と買主様で事前の打ち合わせを行いました。最初は価格交渉を行うこと自体を渋っていた売主様でしたが、事前準備を徹底したことで買主様のご事情をご理解いただき、ご成約に結びつけることができました。
担当営業より

イエステーション那珂店
大竹 京平
仕事で大切にしていることは、徹底したスケジューリングです。時間には15%の余裕を作ることを実践しており、お客様への連絡漏れや訪問遅刻などのミスの防止につなげています。また不動産会社としては特殊な「チームで対応する」というスタイルを取る当社。そこから生まれるお客様への手厚いサポートは、当社の強みの1つだと考えています。
この担当者がいる店舗情報
				
			 
	
	
		
	
		お客様の背景
売主様
氏名:S様(60代ご夫婦)
ご職業:看護師
お住いの地域:宮城県仙台市
ご相談地域:宮城県名取市
問い合わせ方法:ダイレクトメール
買主様
氏名:T様(30代)
ご職業:会社員
お住いの地域:宮城県名取市
ご相談地域:宮城県名取市
問い合わせ方法:スーモ(WEBサイト)
ご相談内容
売主様
もともとご夫婦で新築を建てるために購入された土地でした。趣味のガーデニングができるよう大変広い土地で、眺めも良いところです。しかし仕事が忙しくなり10年ほど空き地のままになっていました。いよいよ新築を建てようという話になったときにご主人様が亡くなられ、売却のご相談をいただきました。
買主様
趣味のガーデニングをしたいため、広い土地を探されていました。また、地震の多い昨今の状況を踏まえ、ご家族のためにも地盤のしっかりした土地を探しており、建物自体はログハウス調のものを希望されていました。
ご提案した解決策
売主様
ご自宅を建てる予定だったため地盤の補強をされており、その経費が500~600万円かかっていたため、相場よりも高い金額での売却を希望されていました。また、大変思い入れのある土地なので、大切に住んでほしいという思いをお持ちでした。
そこで買主様の趣味やご家族への思いなどをお話したところ、こちらの土地を選ばれた動機に大変共感していただきました。ご満足して売却していただき、娘様の土地購入のご紹介もしていただきました。
買主様
当初は大幅な値引きを希望されていました。そこで、銀行の金利を下げて貸し出せるよう動き、月々の返済額などの資金計画を、時間をかけて考えました。結果、全体の予算は上がったものの、当初考えられていた月々の返済額とほぼ同じ額に収まりました。
また買主様は売主様のご事情に感銘を受けられ、ご親戚に声をかけるなどしてご予算を上げ、最終的に満額で購入していただきました。高かったものの満足した買い物ができたという声をいただきました。
担当営業より

イエステーション南仙台店
大森 弘樹
不動産の売却には、売主様の様々な想いがあるかと思います。そのため、まずは売却理由の深掘りを大切にしています。新しい住み替え先を探すために早く売りたいのか、急いではおらずゆっくり時間をかけて高く売りたいのか、売却理由によって提案内容や売出し価格も変わってまいります。購入も同じように様々な理由があります。商売というよりも、皆様の“想い”を大切に対応してまいります。
この担当者がいる店舗情報
				
			 
	
	
		
	
	
	
		
	
		今回は、東日本大震災で津波による大きな被害を受けた閖上地区に2019年に新しくオープンした「かわまちてらす閖上」をご紹介します。「かわまちてらす閖上」は閖上の新たなランドマークとなりました。人々の憩いの場として生まれ変わった閖上のまちを照らし、川辺の憩いのテラスとなるよう願いが込められています。
木造平屋建ての長屋スタイルのような外観
名取市の特産、閖上赤貝やしらす、せりなどの味覚が盛りだくさん。閖上赤貝は日本一と称されるほどで築地では本玉と呼ばれる高級食材です。獲れたてプリプリの赤貝を味わえるのは地元ならでは。名取川沿いの店舗には近海の海の幸がたっぷりのった海鮮丼や、スイーツ、ラーメン店などが並んでいます。
名取川沿いは、オープンテラスになっているので名取川から心地よい風が吹き込みます。
										 ▲八百屋、パン屋、カフェ、魚屋、飲食店などが立ち並ぶ
▲八百屋、パン屋、カフェ、魚屋、飲食店などが立ち並ぶ
写真映えするフォトジェニックスポット
アクティビティも充実。川ではSUP体験のアクティビティもあります。
SUPとは「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称で、その名の通り、ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むアクティビティです。名取川を眺めるだけではなくSUP体験するからこそ見られる水面からの景色はとても新鮮です。
土日祝は、「名取市震災復興伝承館」⇔「かわまちてらす閖上」間をトゥクトゥク無料シャトル運行もしています。東南アジアなどで多く普及している三輪タクシーのトゥクトゥク。近くの駐車場に止められず、伝承館に車を止めてしまってもトゥクトゥクに乗って移動ができるのでラクチンです。周遊船が運行していたり、BBQ場が新しくオープンしたりと楽しめることが拡大中です。
										 ▲家族連れやカップルに人気の写真の撮影スポット
▲家族連れやカップルに人気の写真の撮影スポット
川沿いの景色と風を感じながら食べ歩き
															 
															
宮城県山元町で生まれた食べる宝石“ミガキイチゴ”を使った、いちごスイーツ専門店。
ICHIBIKOでは、ゆりあげ店限定のスイーツもあります。
笹かまぼこの手焼き体験ができお店もあり、家族で楽しめるものがぎゅっと凝縮されている場所が「かわまちてらす閖上」です。
「スポーツの力でこどもたちを笑顔に!」をテーマに、楽天イーグルスが立ち上げた「TOHOKU SMILE PROJECT」として寄贈された広場もあります。週末は家族連れでにぎわいます。
										 ▲閖上こどもアスレチックパーク
▲閖上こどもアスレチックパーク
今回おすすめした「かわまちてらす閖上」で名取川沿いの風を感じながらご当地グルメなどの美味しいものを食べ歩いたり、アクティビティで普段できない体験をしたりと、この夏、特別なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
▶かわまちてらす閖上
住所:宮城県名取市閖上中央一丁目6番地
電話番号:022-399-6848
定休日:店舗による
営業時間:店舗による
駐車場:共有117台
https://kawamachi-terasu.jp/
			
			
						このエリアのイエステーション店舗情報
					
															
				
			 
	
	
		
	
		お客様の背景
売主様
氏名:H様(60代)
ご職業:無職
お住いの地域:福島県郡山市
ご相談地域:福島県郡山市
問い合わせ方法:インターネット
買主様
氏名:H様(40代)
ご職業:会社員
お住いの地域:福島県郡山市
ご相談地域:福島県郡山市
問い合わせ方法:SUUMO
ご相談内容
売主様
出身は東京の方ですが、老後を過ごすために自然豊かな郡山に土地と建物を購入していました。築36年の中古住宅をリフォームし、退職後5年ほど生活。しかし、環境の変化に馴染めず帰京を決めたそうです。
土地のみ売却するのであれば、早期に交渉がまとまる案件。実際に一括査定サイトで他社は土地売却の提案をしていました。しかし売主様の希望は、思い入れのある建物をそのまま売却したいというもの。そのため当社では建物としての売却をお受けしました。
買主様
2023年4月に引っ越してきたばかりのご家族。集合住宅にお住まいでしたが、騒音による苦情に悩まされており、早期に購入できる物件を探していました。これまで戸建てに住んだことのない子どもたちに、庭付き物件で思い切り遊ばせてあげたいというのが買主様の希望。さらに子どもたちが転校したばかりだったので、学区が変わらない場所という条件もありました。
ご提案した解決策
売主様
当初、売り出しを開始した金額では問い合わせの件数が伸びず……。希望金額での売却は難しいことをご説明し、問い合わせを増やすためには値下げが必要だというお話をしました。売主様も元気なうちに東京に戻られたいという思いがあったため、ご了承いただいたうえで売却活動を進めるために価格を下げたところ、最初にご連絡をくださったのが買主様です。そのあと、立て続けに2~3件の問い合わせがありました。
買主様
集合住宅でのお子さんたちの生活への負担を考えると、物件探しを長期化するわけにはいきません。希望されている地域は、物件が2~3年に1軒あるかないかの希少性の高いエリアです。奥様が専業主婦で車の運転をされないため、1人でも買い物に出かけられることも条件の1つでした。またお子さんが通学に時間がかからず、転校せずに済む学区内であることが必須条件。問い合わせをいただいた時点で、ある程度の条件が揃っていたので、あとはもう背中を少し押してあげるだけでした。またリフォームの希望があり、当社の建築事業部が一括して担えることも成約に至った要因だと思います。
担当営業より
																
							 
								
イエステーション郡山富田店・福島店 統括店長
安藤 渓
不動産売買のなかで、お客様の困りごとを解決するにはどうすればいいかを常に考えています。例えば、相続などで所有者が遠方にいる物件の場合、なかなか片付けができないケースもあるでしょう。今すぐ売却とはならない案件でも、当社では荷物の撤去をする業者の提案も可能です。不動産の価格は、どの会社に依頼しても大きな違いはありません。当社では提携先の引っ越し業者の紹介など、売却だけでなく他のサービスとのつながりが大きな強みです。不動産の売却・購入は、人生で何度もあることではないからこそ、不安もあると思います。私自身の経験、実績を活かしてお手伝いさせていただきますので、気軽にご相談ください。
					
									この担当者がいる店舗情報
					
				
			 
	
	
		
	
		住宅ローン返済中の家
を賃貸できる?
購入した家を、転職や転勤、親の介護のために長い間留守にしなければならなくなったら、保安の心配や管理、ローンの返済資金などから賃貸に出したいと考える方も多いでしょう。しかし、住宅ローン返済中の家を賃貸するには、多少の問題があります。今回は、住宅ローン返済中の家を賃貸することの問題点や金融機関への相談方法について解説します。
住宅ローン返済中の家は原則として賃貸できない
住宅ローン返済中の家を賃貸に出すことは、原則としてできません。
住宅ローンは、自分や家族が住むための住宅であることが条件なので、無断で他人に貸すと契約違反になるからです。
しかし、一定の条件を満たせば、賃貸に出すことが可能な場合もあります。
その場合は、金融機関に事前に相談して承諾を得るようにしましょう。
賃貸に出せるケース
住宅ローン返済中でも賃貸にだせる例としては次のようなケースがあります。
- 転勤や介護などやむを得ない事情で自宅を長期間空ける場合
- 賃貸併用住宅として契約している場合
賃貸併用住宅として住宅ローンを借りている場合ははじめから賃貸することが前提になっているので問題ありませんが、「やむを得ない事情にあたるから大丈夫」だと金融機関に相談しないで勝手に賃貸するとローン契約違反となり住宅ローンの一括返済を求められるおそれがあるので気をつけましょう。
賃貸に出す場合ときの注意点
賃貸すると以下のようなデメリットがあるので注意しましょう。
- 住宅ローン控除を受けられなくなる場合がある
- 入居者を退去させるのが難しい場合がある
- 手数料や管理費用が発生する場合がある
自分の状況や目的に応じて、金融機関や不動産会社に相談して検討することが大切です。
金融機関に相談する方法
賃貸に出したい事情ができたときには、以下のような手順で金融機関に相談してみましょう。
- 住宅ローンを借りている金融機関に電話やメールで連絡をします。
住宅ローン返済中の家を賃貸に出したいという旨と、その理由を伝えます。
- 金融機関から、賃貸に出すことが可能かどうかの回答をもらいます。
- 可能な場合は、賃貸に出す期間や条件などを確認します。
- 金融機関から承諾を得たら、賃貸に出すことに関する書類を作成します。
書類には、賃貸に出す理由や期間、家賃や管理費などの収支計画などが記載されます。
- 書類を金融機関に提出し、審査を受けます。
- 審査に通れば、賃貸に出すことが正式に認められます。
金融機関によっては、賃貸に出すことを一切認めない場合や、住宅ローンから賃貸物件用のローンに借り換えることを求められる場合もあります。
その場合は、借り換えの条件や手数料などを確認して検討しなければなりません。
住宅ローンから賃貸物件用のローンに借り換える方法
住宅ローンを借りている金融機関に連絡をすると、賃貸物件用のローンに借り換えることを提案されることがあります。
借り換えの手順は次のようになります。
- 金融機関から、借り換えの条件や手数料などを説明されます。
借り換えの条件には、金利や返済期間、担保や保証人などが含まれます。
- 借り換えの条件を確認し、同意すれば、借り換えの申し込みをします。
申し込みには、所定の書類や証明書などが必要です。
- 金融機関から、借り換えの審査を受けます。
- 審査に通れば、借り換えが完了します。
ローン借り換えのデメリット
ただし、住宅ローンから賃貸物件用のローンに借り換えることは一概におすすめできません。
借り換えることで、以下のようなデメリットが発生するおそれがあるからです。
- 金利が高くなる
- 返済額が増える
- 住宅ローン控除が受けられなくなる
- 借り換えに費用がかかる
これらのデメリットは、借り換えの条件や家賃収入などによって異なります。
借り換えを検討する際は、金融機関や不動産会社に相談して、自分にとって最適な選択肢を見つけることが重要です。
いずれにしても、借り換えのメリットとデメリットをよく比較検討し、自分の状況や目的に応じて判断することが大切です。
家を賃貸するときの注意点
自宅を賃貸するときには以下の点に注意しましょう。
賃貸管理の手間や費用がかかる
賃貸するには入居希望者の募集、賃貸契約、建物や設備のメンテナンス、月々の家賃の確実な回収などいろいろな手間や費用がかかります。
自宅から離れるために賃貸にだすのですから自分自身で管理をするのは難しいため、入居希望者の募集や管理は不動産会社に依頼することになります。
賃貸の解除は難しい
賃借する方にとっては安定して賃借できることが大事なので一般的には賃貸借を解除するのは難しくなっています。
賃貸借契約をするときには2年程度の賃貸借期間が定められているもの自動的に更新するのが一般的です。
このため、賃貸にだしたものの急に自宅に帰れることになっても自宅を賃貸していれば帰る家がなくなってしまいます。
転勤の期間が決まっているなど帰れる予定がたつ場合には賃貸期間が限定されて更新されない「定期借家契約」をすることもできます。
ただし、賃貸期間が限定されるために入居希望者が少なく、家賃も低くおさえられることになるので注意しましょう。
				
			 
	
	
		
	
		お客様の背景
売主様
氏名:S様(60代)
ご職業:自営業
お住いの地域:福島県伊達市
ご相談地域:福島県伊達市
問い合わせ方法:関係会社からのご紹介
買主様
氏名:S様(40代)
ご職業:不明
お住いの地域:福島県伊達市
ご相談地域:福島県伊達市
問い合わせ方法:お電話
ご相談内容
売主様
ご相談をいただいた時点で、すでに別の住宅で暮していらっしゃいました。もともと住んでいたご自宅が空いたことにより、売却をご希望されたという次第です。
買主様
賃貸物件にお住まいだったのですが、建物の老朽化やお子様の進学のタイミングと重なったこともあり、新たな住宅をご希望。物件情報からお問い合わせをいただきました。
ご提案した解決策
売主様
売主様のご希望の金額を伺ったところ、当社の査定に対し、やや高めの金額からのスタートとなりました。「もしかしたらすぐには成約に至らないかも」とお伝えしたうえで、それでもまずは希望通りの金額で出してみたいとご要望いただいたため、ご希望に沿う形で売り出しました。
しかしお問い合わせがない状況が半年ほど続いたため、希望金額を下方修正したほうが良い旨を提案しご了承。そこから反響があって、無事に成約に至りました。
買主様
物件情報をご覧いただいてからのお問い合わせだったことで、速やかにご案内しました。中古住宅につき、リフォームが必須であることはわかっていたため、実は事前に建築部署との打ち合わせを実施済みだったのです。リフォーム担当同席のもと買主様をご案内した際、その場でリフォーム希望箇所をヒアリング。次にお会いした時点で、すでに具体的な金額のご相談ができるほど迅速に段取りを整えました。
また、住宅ローンをお組みになられる方だったため、「借り入れる金額に見合ったリフォームスペック」に調整したこともポイントです。つい先日、無事にお引渡しを完了しています。買主様からは、「要望に合ったリフォームができて良かったです!」というお言葉をいただきました。
担当営業より
																
							 
								
イエステーション二本松店・田村店 統括店長
大沼 和史
私は担当として、「お客様が何のために購入・売却を行うのか?」ということを明確に
することを意識しています。その目的がずれてしまうと売買する意味がなくなってしま
うため、聞き取りは入念に行っています。
また、当社の強みはリフォームも請け負えることです。他社へ依頼するより手間と時間
を大幅に短縮できるので、リフォームをお考えのお客様は、安心してご相談にお越し
ください!
					
									この担当者がいる店舗情報
					
				
			 
	
	
		
	
		今回は、那珂湊市の「おさかな市場」についてご紹介します。茨城県の県庁所在地水戸市から東へ行くと、太平洋沿いに那珂湊(なかみなと)漁港があります。茨城県の沖合には寒流の千島海流と暖流の日本海流が流れており、一年じゅう獲れるヒラメ、夏のカツオをはじめ、冬はあんこうやカニなど、様々な魚が獲れます。その豊富な漁獲高を利用して那珂湊漁港そばには「おさかな市場」が開設されています。
古くから漁港として栄えた町
那珂湊は古くから漁港として栄えた町で、2011年の東日本大震災を乗り越えて今も多くの観光客を集めています。
海沿いには400以上駐車できる駐車場もあり、他県ナンバーの車も多く見られます。おさかな市場には300~400メートルにわたって海鮮市場が並んでおり、たくさんの観光客の中を威勢のいいかけ声が飛び交います。
新鮮なお魚をはじめ加工品コーナーもあり、お魚好きの方にはたまらないでしょう。
さて、市場見学はあと回しにして、まずは新鮮なお魚を食べに行きましょう。ここでの一番のおすすめは、地図で一番北側にある回転寿しの「市場寿し」です。
															 
															
大人気の回転寿司店「市場寿し」
															 
															
他のお店では海鮮丼もありますが、せっかくここに来た以上、大人気の回転寿しを楽しんでもらいたいと思います。入店すると、お寿司が本当に回転していることに軽い驚きを覚えます。でもオープンから間もなく満席になってしまう繁盛ぶりを考えたら、納得できます。
そして座ると、ネタの大きさにまたびっくり。
種類豊富で大きめのネタと、これまた大きめのシャリ。チェーンの回転寿し屋さんより価格は高めですが、このクオリティと量は、少ない皿数で満腹になれます。近くには必ず担当スタッフがいて、お好みで注文することもできます。あえてお皿の写真は載せませんので、行くまでのお楽しみにしておいてください。
市場寿し行くなら平日の午前中がおすすめで、平日でも12時には行列ができます。土日なら、11時半には入店したいもの。午後1時過ぎに行くと、売り切れのネタが増えてきます。
連休や年末年始の混雑ぶりときたら大変なもので、席の「回転」も早めですが、昼のピーク時には非常に混雑することは覚悟しておきましょう。そんな混雑があっても、このお寿司のコストパフォーマンスの高さは非常に高いと言えます。まだ行ったことのない方は、一度行ってみることをおすすめします。
▶那珂湊おさかな市場
〒311-1221 茨城県ひたちなか市湊本町19−8
			
			
						このエリアのイエステーション店舗情報
					
															
				
			 
	
	
		
	
		セットバックとは?
不動産を売却しようとしたら「セットバックが必要だから安くなる」と言われました。セットバックとは何のことかよくわからないし、どうして安くなってしまうのかも納得いかないという声を聞きます。この記事では、セットバックとは何か、セットバックが必要な土地の売却方法について解説します。
セットバックとは
セットバックとは、道路に面した土地の一部を道路として提供することです。
そのため、セットバックをした部分に家などを建てることができなくなります。
建築基準法では、建物を建てるためには前面道路の幅員が4m以上あることが求められています。
しかし、既存の建物では現在の建築基準法の基準を満たしていないことがあるため、建物を建て替えるときにはセットバックをしなければならないのです。
セットバックが必要な土地が安くなる理由
セットバックが必要な土地では以下のようなデメリットがあるため、一般的には売りづらく安くなりやすいと言えるでしょう。
- 建てられる家が小さくなる
- セットバックした土地は自由に利用できない
- 現状では道路が狭いことが予想される
セットバックすることで敷地が狭くなるため、建築できる家が小さくなってしまいます。
また、セットバックした部分は道路として利用されるので家だけでなく、門や塀・フェンスなども設置できなくなります。
セットバックが必要だということは幅員が4mに足りていないということです。
道路が狭ければ救急車や消防車などが入りにくく防災面での不安があること、小さな車しか入れないなど普段の生活にも支障がある場合があるからです。
セットバックが必要な土地の売却方法
セットバックが必要な土地を売却するには以下のような方法があります。
- 建物をリフォームして売る
- 更地にして売却する
- 値引きして売却する
- 不動産会社に買取してもらう
建物をリフォームして売る
建物をリフォームして売却すると既存の建物を活かすことができます。
セットバックが必要な土地に建っている建物は、建築基準法の施行前に建てられたものや特例によって認められた建物のため、取り壊してしまうと次に建てるときにはセットバックが必要になります。
そのため、敷地面積が狭くなり建築できる建物も小さくなってしまいます。
そこで、既存の建物を延床面積を増やさずにリフォームすることで見た目や設備を改善し、購入希望者にアピールすることができます。
ただし、リフォームするには費用がかかりますし、劣化が激しい建物ではリフォームでは対応できない場合もあります。
そのため、リフォームする前に不動産会社や専門家に相談しましょう。
更地にして売却する
建物を解体してセットアップをした状態で売却する、すなわち更地として売却する方法です。
建物の劣化が激しい場合や建物の価値が低い場合には、思い切って建物を解体した方が売りやすい場合があります。
更地にしておけば、購入希望者が自由に利用できることや解体の費用や手間が省けることなどのメリットがあります。
解体するには費用がかかりますので、この方法でも事前に不動産会社などに相談して費用対効果を考えることが大切です。
値引きして売却する
セットアップ部分があることで、購入者が有効利用できる土地の面積が削られるので、その分値引きをして売却する方法です。
販売開始から値引きして売り出しても良いですし、購入希望者との交渉のうえで減額するのも一つの手段です。
「値下げしてもらった」お得感を購入希望者にもたせることでスムーズな交渉が期待できます。
不動産会社に買取してもらう
不動産会社に直接買取してもらえば、一般に購入希望者を求めるよりもスピーディーに売却できるメリットがあります。
また、直接買取だと仲介手数料がかからないのもメリットです。
ただし、不動産会社に買取してもらう場合は相場よりも安くなると言われています。
不動産会社は再販売による自社の利益を見込んだ仕入れ値で購入したり、リスクを考慮して査定額を決めたりする傾向にあるからです。
複数の不動産会社に査定してもらって最も有利な会社に売却しましょう。
まとめ
セットバックが必要な土地は一般的に売却しにくい傾向にあります。
しかし、紹介したようにリフォームや値下げ、不動産会社に直接売却するなどの方法があります。
不動産会社に相談しながら最適な方法を選びましょう。