引っ越しをして新しい生活が始まると、家具や家電の配置を考える時間は楽しいものです。しかし、生活が始まって数週間経つと「掃除が面倒になってきた…」「気づいたらホコリが溜まっている…」という声をよく耳にします。
実は、掃除のしやすさは「収納の選び方」と「物の配置」で大きく変わります。ここでは、新生活でも無理なく続けられる「掃除がラクになる収納グッズ」と「配置の工夫」をご紹介します。

1. 床から浮かせる収納で掃除機がスイスイ

掃除を面倒に感じる原因のひとつは、床に物が多いことです。床に物が直置きされていると、掃除機やモップを動かすたびに移動させる手間がかかります。
そこでおすすめなのが「浮かせる収納」です。

活用例

▼壁掛けフックやウォールシェルフ
日常的に使うバッグや帽子を床に置かず、壁に掛けるだけで床が広くなり、掃除が簡単になります。
▼突っ張り式の収納ラック
キッチンや洗面所で使う洗剤・タオル類も浮かせて収納すれば、水はねやホコリの掃除がラクになります。

2. キャスター付き収納で「動かせる家具」に

家具を動かさずに掃除をすると、どうしても家具の下にホコリが溜まりがちです。そこでおすすめなのが、キャスター付き収納です。

活用例

▼キッチンのすき間収納ワゴン
冷蔵庫横やシンク横のすき間に入るワゴンは、キャスター付きにすると簡単に引き出せ、奥の掃除も楽々。
▼デスク下収納ボックス
掃除機をかけるときにワンタッチで移動できるため、ホコリが溜まりにくくなります。

3. 扉より引き出し収納で出し入れを時短化

「運動しなきゃ」と思ってはいても、ジムに通う時間がない、疲れていてやる気が起きない、といった方も多いのではないでしょうか。しかし、健康的な体を作るために必要なのは、必ずしも本格的なスポーツや激しいトレーニングだけではありません。大切なのは、日常生活の中で「少しでも体を動かすこと」です。これを意識するだけで、運動習慣へのハードルが格段に下がります。

扉を開ける収納は、物を取り出すときに両手を使う必要があります。一方、引き出し収納なら片手で開けて取り出せるため、作業がスムーズ。結果的に片付けやすく、掃除の障害となる「出しっぱなし」を減らせます。

活用例

▼キッチン下は引き出し式収納に
奥まで見やすく取りやすいので、使わない調理器具が溜まるのを防げます。
▼リビングの小物収納も引き出し式
リモコンや文房具をさっと片付けられ、ホコリの蓄積を防止。

4. オープン収納は「半透明ケース」でホコリ予防

見せる収納はおしゃれですが、ホコリが溜まりやすいのが難点です。そこで、半透明のフタ付き収納ケースがおすすめです。中身がうっすら見えるので探し物もスムーズ、かつホコリも防げます。

活用例

▼衣類収納に半透明ボックス
季節外の服や小物はホコリを防ぎつつ、ひと目で中身を確認できます。
食器棚のオープンスペースにケースを導入
食器やカトラリーもホコリから守れます。

5. 収納は「使用頻度ゾーニング」が鉄則

物が散らかるのは、「使う場所」と「収納場所」が離れていることが原因です。そこで、使用頻度に応じて収納場所を決めるゾーニング収納を意識しましょう。

ゾーニング例

▼毎日使う物は手の届く位置に(例:リモコン、ティッシュ)
▼週1回程度の物は少し高い場所に(例:来客用の食器)
▼季節物は押し入れやベッド下に(例:扇風機、毛布)

6. 隙間をつくらない配置でホコリ溜まり防止

家具の裏や横に中途半端な隙間があると、ホコリが溜まって掃除が面倒になります。家具は壁にぴったりつけるか、あえて大きく隙間を空けて掃除しやすくするのがポイントです。

7. 掃除道具を「すぐ手に取れる位置」に置く

掃除のハードルを下げるには、掃除道具の収納場所も重要です。使う場所の近くに置けば、「気づいたときにすぐ掃除」ができます。

活用例

▼リビングの隅にスティック掃除機
▼キッチンの引き出しに小型ほうき&ちりとり
▼洗面所にコロコロクリーナー

8. グッズ購入前の「減らす収納」

収納グッズを買う前に、まずは物を減らすことが大切です。物が減れば収納の数も減り、掃除が格段に楽になります。

まとめ

新生活では、最初に家具や収納の配置を工夫することで、掃除のしやすさが大きく変わります。

・床から浮かせる
・動かせる家具にする
・引き出し式やフタ付きケースでホコリを防ぐ
・使用頻度ごとのゾーニングを徹底する

この4つの基本を押さえれば、掃除の手間は確実に減り、部屋をいつも快適に保てます。
最初の配置と収納の工夫が、後々の「ラクな暮らし」を作る鍵になります。ぜひ、新居での生活を快適に楽しんでくださいね。

ぜひ最寄りのイエステーションへご相談ください

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