今回は、ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園をご紹介します。ひたち海浜公園は、茨城県のほぼ中央、那珂湊漁港の北側にあります。ご家族で訪れるのにおすすめのスポットをご紹介します。

観覧車や絶叫マシンのある「プレジャーガーデンエリア」

東京ディズニーランドの約7倍という広大な敷地には、「みはらしの丘」のあるみはらしエリア、観覧車や絶叫マシンのあるプレジャーガーデンエリアをはじめ、樹木エリア、草原エリアなど7つのエリアに分かれています。

広い敷地にはレンタルサイクルもあり、専用のサイクリングコースを走れば効率よく移動できるでしょう。

広大な「みはらしの丘」を青一色で染めるネモフィラ

この公園でおすすめなのは、ちょうど5月の連休頃に咲く「ネモフィラ」です。

5月の暖かい空気が公園を包む頃、背丈の低いネモフィラは一斉に咲き、広大な「みはらしの丘」を青一色で染めます。その景色はしばし言葉を失うほどで、茨城県を代表する絶景と言っても、あながち誇張ではありません。

ネモフィラが咲くみはらしの丘は、公園内の太平洋に近い位置にあります。手前にはフォトジェニックな松の木があり、そこからゆるやかな曲線を描いて海抜58メートルの頂上まで遊歩道が続いています。

青い花弁を眺めながらゆっくり上っていくと、視界は徐々に広がります。運がよければ、海の青、空の青、ネモフィラの青を同時に見ることができるでしょう。この景色を求めてたくさんの観光客が集まります。連休中、周囲はかなりの渋滞が発生しますので、お早めの訪問をおすすめします。

みはらしの丘は、季節によってさまざまな花や植物を見ることができます。

5月の青いネモフィラのほかに、秋には小さく丸いコキアの群生、コスモスの花に植えかえられます。

ぜひ家族やお友だちで、お弁当を持ち寄り、ひたち海浜公園を訪れてみてください。ご家族でネモフィラの丘を歩いてもよし、プレジャーガーデンの遊具やサイクリングで楽しんでもよし、お弁当を食べる広大なスペースもあります。

国営ひたち海浜公園へのアクセスは、車で行くのがおすすめです。

北関東自動車道から接続する常陸那珂有料道路のひたち海浜公園ICで下りるとすぐ目の前にあります。