2011年の東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故によって、全ての町民が避難を余儀なくされた浪江町。今、再び、浪江町は新しい道のりを歩み出しています。2020年8月に始動した「道の駅なみえ」は、全国初!道の駅に「無印良品」がオープンしたことでも話題になりました。今回は、新たなチャレンジを支える復興のシンボル「道の駅なみえ」をご紹介します。

ヒトが集まり、モノが集まり、コトが集まる「道の駅なみえ」

外観も内装も木がふんだんに使われた造りになっていて、落ちついた雰囲気です。

ここでしか手に入らないオリジナル商品も多数販売されています。なみえ焼きそばや請戸漁港のしらすは特に人気の商品です。

具材が選べるコッペパンサンドが人気のパン屋さん「まちのパン屋さん ほのか」や、産直コーナーの野菜・果物は採れたてで新鮮です。海産物は冷凍で売っているので、お土産にしやすいです。「無印良品」には衣類、文具、人気のレトルト食品も豊富に揃っています。

2013年B―1グランプリでグランプリを獲得した「なみえ焼きそば」

なみえ焼きそばの特徴は、なんといっても麺の中華麺が極太麺であること。通常の約3倍もある太い麺と、うまみたっぷり濃厚ソース、豚肉とモヤシだけのシンプルな具が特徴です。食べ進めるとわかりますが、このお皿には、開運成就を意味する九頭の馬が描かれています。九頭の神馬、左馬が幸運を呼ぶ馬九行久(うまくいく)という縁起が良いお皿にのっているなみえ焼きそば。B級ご当地グルメの祭典B―1グランプリ大会でも2013年、なみえ焼きそばはグランプリに輝いています。

酒造りの見学&ふくしま応援ポケモン・ラッキー公園inなみえまち

「道の駅なみえ」の隣にある「なみえの技・なりわい館」では酒造見学と大堀相馬焼体験コーナーがあります。Sake Kura「ゆい」では、酒蔵見学がガラス越しにでき、日本酒のワンコイン飲み比べや甘酒メニューも豊富に揃っています。日本酒に合うおつまみも売っているので、手土産にも良さそうです。同じ館内の大堀相馬焼体験コーナーは、事前予約をすれば手びねり&絵付け体験ができます。

「道の駅なみえ本館」と「なみえの技・なりわい館」の間にラッキー公園があります。

ポケモンのラッキーは、ふくしま応援ポケモンです。ラッキー公園の他にも、屋内のキッズスペースやラッキー公園の隣には羊も飼われています。おもいっきり遊んだ後は、ゆっくり休憩もできますよ。

「道の駅なみえ」は新たな交流拠点としてオープンしています。買い物をしたり、見学・体験したり、美味しいものを食べたりと休憩だけで立ち寄る場所だけではなく、浪江町の魅力を感じに「道の駅なみえ」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

道の駅なみえ

住所:福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字知命寺60

電話番号:0240-23-7121

営業時間:10:00〜18:00

定休日:毎月最終水曜日(なみえの技・なりわい館 大堀相馬焼のみ毎週水曜日)

駐車場:有 (EV車用急速充電器あり)

https://michinoeki-namie.jp/

 

「なみえの技・なりわい館」大堀相馬焼体験コーナー

※大堀相馬焼陶芸体験教室は3日前までに要予約

電話番号:0240-35-4917

定休日:毎週水曜日

営業時間:10:00~17:00

金額:1,320円~

 

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