百人一首の楽しさを幅広い層に知ってもらおうと、ことふみ郡山(渡部幸子代表)は6月8日、「第1回わくわく百人一首サロン」を郡山市の21世紀記念公園・麓山の杜の体験学習室で開いた。 大人4人、中学生2人、小学生1人の計7人が参加した。はじめに代表の渡部さんが和歌に触れ、新元号「令和」の言葉をいただいた前文が書かれた宴についての話をした。しおりとプリントも配り、内容を説明した。 また、小倉百人一首ではない和歌百首に関し、どうしてこの和歌百首でやるかということについて気持ちを共有できる話をした。 かるたは前半、後半に分けて、最初に正月でよくやる形での和歌百首を個人戦として行った。参加者は初めて経験する和歌がほとんどのため、いろいろと突っ込みを入れながら楽しくかるたに興じた。 後半は小倉百人一首の中から40首を2組で編成、グループ戦でゲームした。 百人一首はもともと競技かるたのような遊び方だけではないため、「みんなで楽しくわくわくできるような方法を提案しながら行っていきたい」と渡部さん。 サロンは次回も開く予定で、日本のことを楽しく学ぶ機会をどんどん増やしてゆき、幅広い層の参加を募って世代間交流も目的にする。]]>