新校舎には、国際ビューティ&フード大学校に新設したフード学科に加え、普通科と専門学校課程を組み入れた高等部が別校舎から移転した。 FSGカレッジリーグは学生数約2300人を抱え、こうした若者らが通学することで人の往来がグンと増えた。「西口に比べてもともと人通りの少なかった東口に人のにぎわいが形成され、東口の活性化のプラス効果をもたらしている」と市の産業政策課ではみている。 地区の公園に隣接して建てられた新校舎は、地上4階(一部5階)建ての延べ床面積約2400平方㍍。バスケットボールコートが一面取れるスポーツコートに各種スポーツトレーニング器具を備えたトレーニング室、総合調理実習室(3室)、普通教室、事務室などを設けた。 高等部の教室には、人気の「eスポーツ」を開発学習するゲームラボの特別教室も開設した。 高等部は昨年、プロバスケット選手を目指すコースも開設。1階には2階まで吹き抜けのバスケットを主体にしたスポーツコートも整備。壁面には、外光を遮断できるローリングカーテンも取り入れた。 調理師を養成するフード学科は2年修了の1学年40人。高等部(約180人)は英数国のほか、ファッション、イラストなど専門校の教科もカリキュラムを組んでいる。 高等部は創設6年目を迎え、3期生100人以上を送り出している。]]>