公園内の芝生や木の下には、満開を待ちきれない家族連れや友達仲間たちがあちらこちらでシートを敷いて会食を楽しむ光景が見られた。 公園自由広場では、平成最後の花見茶屋「開成山公園桜まつり」が5〜7日間催された。大きなテントを張った会場では、花見客らが日本酒、ビールなどを手に鉄板ステーキやタパス料理を味わっていた。  遊具が並ぶ遊び場では、子どもたちが元気ハツラツな声を上げながら遊びに興じていた。五十鈴湖の辺りには、カモにエサを与える若い女性たちの姿があり、突然にカモからの水しぶきを受けて驚きの歓声を上げていた。  開成山公園のサクラの満開は13日ごろと予想されており、今週末は大勢の花見客らでにぎわいそう。 開成山公園のサクラは、明治11年に植えたサクラが始まり。現在はソメイヨシノ、山桜、彼岸桜など約1300本のサクラが植栽されている。開花期間中は、国道49号向かいの開成山大神宮には多くの露店が立ち並ぶ。(2019・4・8)]]>