福島県郡山市は、3大都市圏居住者を対象に「地域おこし協力隊」への参加活動者を募っている。 観光振興と、ワイン用ブドウ栽培が主業務になる農業振興の分野でそれぞれ1人。募集期間は2019年3月29日まで。 郡山市は県内ほぼ中央部に位置し、東京からは新幹線で77分と意外と近くにある。 周辺には広大な面積の猪苗代湖や磐梯山はじめ、豊かな自然と観光地があり、仕事と生活のバランスを取りやすい環境にある。今回はそうした郡山市を一緒に盛り上げてくれる隊員を初めて募集する。地域おこし協力隊は都市部など地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらうことで、地域力の維持や強化を図っていくことが目的。 総務省が2009(平成21)年度から始めた地域おこし協力隊は、年々隊員数が増え、昨年度は隊員数が4830人に上った。 3大都市圏は首都圏の埼玉・千葉・東京・神奈川と中部圏の愛知・岐阜・三重、関西圏の京都・大阪・奈良・兵庫が対象で、それぞれに居住する住民登録者。採用後は拠点を郡山市に移すことが条件。 隊員の期間は概ね1年以上、最長3年までとしており、3年を超えても活動の継続は可能。郡山市は報酬のほか、住宅を提供する。詳しくは郡山市役所政策開発課(電話024-924-2021)へ。https://www.city.koriyama.fukushi]]>