須賀川市のバラ農園「にこにこバラ園」は、クリスマスや歳末シーズンを前に製品の出荷に追われている。 生花やアレンジメントフラワーなど加工品の出荷はピークに入り、年末まで大忙しだ。   生花や葉を特殊液に沈めて脱水した人気のプリザーブドフラワーや、今年初めてリースのしめ飾りも商品化して売り出している。 クリスマスリースも商品のほとんどが一点もので、オーダーメードはとりわけ人気が高いという。 須賀川牡丹園の近くにあるショップには、日持ちのする生花のほか、半永久的なレジン(樹脂)フラワー、グラスフラワーをはじめ、 バラの花びらを使ったジャムなど約100のアイテムが並び、店内は色とりどりのバラで覆い尽くされている。 ネット通販に力を入れている同社だが、販路は地元だけでなく首都圏にも広げている。また、バラのジャムを製造しているのは同社など寒冷地を中心に全国で10カ所ほどという。 「当店のジャムは花びらを多く使うなど味を含めて自信の商品」と社長の伊丹雅昭さん。 バラ園は市郊外にあり、約2650平方㍍ある農地の温室4棟には30種、約1万株のバラがハウスで育てられている。 年内の営業は12月29日まで、新年は1月6日から。 ショップ・にこにこバラ園は須賀川市花岡1-31、電話0248-72-7834。詳しくは伊丹さん(Mobile:090-8923-1805)まで。 ホームページURL http://www.nicobara.com

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