先人の生きるすべ伝える いわき市暮らしの伝承郷

いわき市暮らしの伝承郷は、先人たちが生きるすべとして、生活の中で培い伝承してきた知恵や技術、風習などを学べる施設だ。急激な社会変化により伝統的な生活様式が忘れ去られようとしている今、次世代へ引き継ぐことを目的としている。

同施設は1999年に設立。園内の民家ゾーンには市内に残っていた茅葺きの古民家を移築した。江戸時代後期から明治時代初期に掛けて建てられた5棟を復元。すべてが市有形文化財に、旧樋口家は県重要文化財に指定されている。

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活躍した農機具

民家には自由に入ることができ、板の間や座敷に上がり、囲炉裏端に座るなどして見学できる。周囲には田畑や池、広場や雑木林があり、かつての農村を再現。四季折々の景色を楽しめる。スタッフらが田畑で昔野菜などを栽培しており、その作業自体も展示物の一部とみなして来場者に公開している。

同施設では、観覧するだけでなく体験を重視。先人の優れた知恵や工夫、風習や技術を学べるようイベント等が開かれている。「ご年配の方には懐かしさを、若い人やお子さんには新鮮さを感じてもらえる。ご家族や友人同士でゆったりとした時間をお過ごしください」とPRしている。

常設展示室では、人々の暮らしをテーマに、祖先の営みから今の暮らしまで、さまざまな資料を展示。体験学習では、正月飾り作りや節句のかぶと作り、竹のビアジョッキ作りや麦ワラの虫かご作りなどに参加できる。1年を通じて伝統行事の再現・実演もあり、2月3日の節分などは来園者も体験できる。

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餅つき

観覧料は一般330円(270円)、高・大学生210円(170円)、小・中学生170円(110円)。( )内は20人以上の団体割引料金。市内在住の65歳以上のほか、身障者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を持参すると無料。市内小・中・高・専修・高専生は土日無料。

開園時間は4月から9月の期間は9時から17時(入園16時半まで)。10月から3月の期間は9時から16時半(入園16時まで)。休園日は毎週火曜日(祝祭日の場合は、その翌平日)。12月29日から1日1日の年末年始。

住所はいわき市中央台 県立いわき公園内。電話は0246(29)2230、FAXは0246(29)2235。ホームページアドレスはhttp://www.denshogo.jp/index.html

えとき・餅つき体験する子ども

えとき・餅米をかまどで蒸すスタッフ

えとき・かつて活躍した農機具

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