夜の森の桜並木を光で再現 いわき駅前大通り

東京電力福島第1原発事故で大部分の立ち入りが制限されている富岡町夜の森地区の桜並木をイルミネーションで再現する第6回いわき光のさくらまつりが12月2日から2018年1月8日まで、いわき駅前大通りで開催。避難生活を続ける双葉郡の住民といわき市民がふる里への思いを共有し、復興への願いを込める。

いわき青年会議所の主催で2012年から続く冬恒例のイベント。市内には原発周辺自治体から2万人以上が避難しており、賠償金の違いなどからあつれきが問題化した。同じ浜通りに生活する同朋として、ともに復興を願う機会にしようと開いている。浪江青年会議所・南双葉青年会議所共催。

駅前大通りのケヤキ36本に、桜の花びらをかたどった飾りを付けるなどした、白やピンク色の発光ダイオード(LED)の電球18万球を装飾。駅前から国道までの数百メートルにわたり、光の桜並木が続き冬の風物詩となっている。

イベント初日の12月2日16時から、同駅前ペディストリアンデッキで点灯式を開催。一打の会が和太鼓演舞、ガールスカウトがハンドベルを演奏、スペシャルゲストのお笑いコンビ「どぶろっく」の出演も。18時の点灯後、市立平第一小校庭から花火50発を打ち上げる予定。

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光の桜

夜の森地区の桜並木は、1900年に開拓者が植えたのが始まり。道路沿いに2キロ以上にわたって桜並木が続くが、大半は立ち入りができない帰還困難区域にある。原発事故前は毎年4月、桜並木に囲まれた夜の森公園で桜まつりが開かれていた。夜はライトアップし、多くの観光客でにぎわっていた。

町は今年4月、帰還困難区域を除く地域で避難指示が解除された、町によると11月1日現在、人口1万3298人のうち居住者は349人で居住者率は約2・6%にとどまる。

えとき・光の桜まつりのポスター

イエステーションいわきの関連サイト

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