Jヴィレッジが復活へ 全面再開は19年4月

東京電力福島第1原発事故の収束拠点として使用され、休業中のサッカー施設Jヴィレッジは7月28日、一部施設の利用を再開する。新たに整備される新宿泊棟を含む客室数は200室・最大470人収容で、レストランもオープン。天然芝5面・人工芝1・5面が利用できる。予約は4月1日から受け付ける。

いわき市中心部から北に約20キロ。隣接する広野町と楢葉町にまたがる約49㌶の敷地に東京電力が事業費130億円で1997年7月、地元貢献策として日本初のサッカートレーニング施設として開設した。

日本初となる、ピッチ1面が入る全天候型練習場、スタジアムや残りのピッチ3面などは2019年4月に全面再開する予定。

事故前までは年間約50万人、累計約680万人が来場した。02年日韓ワールドカップではアルゼンチン代表がキャンプ地として利用。06年4月、同施設を拠点とするサッカーエリート教育施設JFAアカデミー福島が開校し、男女ともに代表クラスの選手を輩出している。同年5月にはジーコジャパンがドイツワールドカップの直前合宿を行い6万人以上が来場した。

原発事故後、ピッチは作業員の駐車場として利用され、スタジアムには東京電力の単身寮が建つなど、17年3月まで事故の収束拠点としての役割を担った。翌月から芝の張り替え作業や、ピッチ1面が入る日本初の全天候型練習場の建設など、再開へ向けた整備が始まった。

2020年東京五輪では、サッカー男女日本代表の事前合宿地となる予定。観光誘客を目的に、施設の最寄りに新駅を建設する計画も進められている。

7月28日の一部再開が発表されたJヴィレッジ
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