巨大なダンゴムシ似の外観 Jヴィレッジの屋内練習場

【編注】中村発、写真

東京電力福島第1原発事故の対応拠点としての役割を終え、7月末に主要施設の営業が再開したサッカー施設Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)に、外観が巨大な白いダンゴムシのようなドーム形練習場が8日、オープンした。福島県が新生Jヴィレッジの目玉施設として整備。サッカーグラウンド1面が入る全天候型練習場は日本初という。

練習場には、縦115メートル、横73メートルの範囲に人工芝を敷き詰め、天井はボールが当たらないよう最上部を高さ22メートルに設定。サッカーやラグビーのほか、個人競技や学校の運動会、空気が安定しているためドローンを活用したイベントなどの活用が見込まれる。

2階見学スペースには274席(車いす席10席含む)を設け、ピッチが見えやすいようガラス製の手すりを備え付けた。ほかにミーティングルームや管理室を整備し、練習場に隣接する駐車場は49台分ある。

練習場の営業時間は7時から21時まで。利用料金は1時間当たり、一般9500円(税込み)、高校生以下8500円(同)。夜間の照明料金は1時間当たり1200円(同)。

維持管理費用を圧縮するため、屋根に光触媒加工の素材を使い、汚れを落としやすくしているほか、気流シミュレーションに基づいた喚起設計を導入。自然換気だけで快適なトレーニング環境を提供できる構造になっている。

 

建設費約22億円のうち、15億円はスポーツ振興くじ助成金を活用。残り約7億円については今年度まで、企業・団体、個人から寄付を募っている。寄付が10万円以上の企業・団体と、1万円以上の個人に感謝するため、施設の外壁面に記念プレートを設置する。

同施設では全天候型練習場のオープンに合わせて、隣接する人工芝1面の供用も開始。全11・5面あるグラウンドのうち、9・5面が使えるようになり、残り2面が完成する19年4月にグランドオープンする。

えとき・オープンした日本初の全天候型練習場

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