福島県民のソウルドリンク「酪王カフェオレ」 人気の秘密明かす

福島県民のソウルドリンクとして人気の酪王乳業(本社・郡山市)の「酪王カフェオレ」。
根強いファンの力もあって、首都圏など県外地域でも盛り上がりを見せているようだ。
そんな中、酪王乳業の渡辺隆行さん(取締役経営管理部長)がこのほど、郡山市立中央公民館で「酪王乳業物語」〜カフェオレとミルクの秘密〜と題して講演し、人気の秘密などを明かした。
カフェオレの売り上げは、東日本大震災の2011年から12年の伸び率が約108%、13年が約114%。その後も昨年17年度まで年を追うごとに売り上げを伸ばしている。
そうした背景には、SNS上での応援の力も見逃せず、ツイッター、フェイスブックなどでファンが口コミで広げてくれたという。
「生産がストップした震災時にも『早く作って欲しい』というファンの熱い要望があり、私どもの背中を押してくれた」と渡辺さん。
1976年に発売されて40年経った今も変わらぬ味のロングセラー商品は、生乳を50%以上使ったミルクとコーヒーの絶妙な味のバランスが受け、「ほどよい甘さで後口はさわやかで上品な味わい」と評判。
現在は1日約10㌧、200㍉㍑サイズ換算で約5万本が製造されており、ほかにもハイカフェオレ、いちごオレ、やさしいカフェオレ、低脂肪乳1000mlと、新たな商品も次々生み出されている。
「これだけの種類のコーヒー牛乳を出している会社はまず少ないのではないか」と渡辺さんは話す。
コラボ商品も次々と誕生している。コンビニエンス、スーパーマーケット、菓子店などとタイアップし、アイスクリーム、ロールケーキ、シュークリーム、菓子パン、クッキー、クリームとバラエティーに富み、
「これまでのアイテムは数え切れないほど」とも。
都内のJR秋葉原、御徒町駅のミルクスタンドや福島の情報館「日本橋ふくしまMIDETTE」にも愛飲家らが訪れ、懐かしく変わらぬ味を楽しんでいるという。
   
一方、酪王乳業の都内での牛乳の販売エリアは、多摩、八王子などの西東京地区に集中する。震災時は一時販売が落ち込んだものの、その後は回復しているという。
【写真は「酪王カフェオレ」の人気の秘密に耳を傾ける市民、他の製品も含めて試飲する参加者、福島県民のソウルドリンクとして人気の高い酪王カフェオレ】

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