「元号」の歴史学ぶ 郡山で市民大学講座

天皇陛下の譲位で来年5月1日に切り替わる新元号だが、郡山市立中央公民館でこのほど、「元号を識(し)る」をテーマにした市民大学講座があった。
 
講師は漢字教育士の八重樫一さん。元号の始まりの古来から近世まで、歴史的出来事や時代背景を交えながら週1回計4回にわたって講義した。
初回は「元号を識る〜最初の元号は?〜」、2回目は「平安元号を識る〜平安時代〜」、3回目は「鎌倉元号を識る〜鎌倉以後〜」、最終回は「江戸元号を識る〜制度と漢字〜」。
元号はこれまで247あり、女性天皇は推古天皇から最後の女性天皇となる後桜町天皇まで8人。すべて男系祖先に天皇を持つ男系女性天皇という。
最終回の江戸時代の元号に関する講座では、武家政権の幕府が改元することが過去に何度かあったことが示された。
八重樫さんは「これまでは多くが朝廷・天皇が決めていた元号も、(時の権力者である)将軍の逝去や新将軍の就任に併せて改元していた。
将軍が変わるたびに元号がその都度変わり、天皇の権限が失われた時代でもあった」。他方で「宮家を徐々に増やし、新たに閑院宮が創設。これが現在の天皇家につながっている」と説明した。
地震災害や大噴火、大火事などの自然災害を機に改元していたとも話した。
また、八重樫さんは「一読、十笑、百呼吸、千字、萬歩」を勧める漢字健康法も紹介した。
改元が来年に迫る中、今回はタイムリーなテーマの講座となり、市民約50人が受講した。
八重樫さんはWeb新聞「福島みんなのNEWS」で「今週の名言」「今日の四字熟語」を執筆、担当している。http://www.fukushima-net.com

イエステーションの関連サイト

ページ上部へ戻る